【副音声はうるさい十分に】第5話あらすじ
◆同期・沼田と話す西田を見て…嫉妬MAXの野崎
会社で西田と同期・沼田が楽しそうに談笑。
その様子を、野崎は遠くからジッと見つめてしまう。
「…もしかして付き合ってる?」
「恋人みたいな話してる?」
不安で胸がいっぱいの野崎。
しかし視線に気づいた西田は、
(課長が…こっちを見てくれている…!)
と内心こっそり喜んでいた。
すれ違いすぎて尊い…
◆ベッドで再びすれ違うふたり
場面はベッドへ。
昼間、西田と沼田が何を話していたのか——
気になりすぎる野崎は思わず質問。
しかし西田は、
(課長は沼田のことが気になって見てたんだ…)
と完全に勘違い。
沼田に気持ちが向いていると思い込み、
「俺には口出しする資格なんてない」
と胸がギュッと締めつけられる。
問いには答えず、
「今は…俺に集中してください」
と話をそらしてしまう。
◆翌日、沼田に“気持ち”を探りにいく西田
翌日の職場、どうしても気になってしまい
「沼田、野崎課長のこと…どう思う?」
と探りを入れる西田。
暗い表情を見せる西田を見て、
沼田は心配しかし、本音は聞き出せない。
「話せることじゃないから」
と濁す西田に、
「じゃあ元気出すために飲みに行くか!」
と優しく誘ってくれる沼田。
同期の友情、尊い…。
◆ふかふかベッド新調!野崎の“静かな愛”
その頃、野崎はふかふかのベッドを購入。
寒がりな西田が快適に眠れるように——
という理由を胸にこっそりセットする。
だが今夜、西田は沼田と飲み。
二人に何もないといいけれど…
胸のざわつきを抑えられない。
◆突然の来訪。「…会いたくて来ちゃいました」
チャイムが鳴り、立っていたのは西田。
しかもどこか浮かない顔。
野崎の脳内は大混乱——
(沼田に振られた?
それとも付き合うことになって私を捨てに来た…?)
しかし西田の口から出たのは、
「…野崎さんの顔が見たくなって。
会いたくて来ちゃいました」
野崎、心が追いつかない…!
酔っているから“好きオーラ”が漏れているのだと勝手に解釈し、
セックスはせず、まずは寝かせようと寄り添う。
◆ベッドが新しい理由は…誰のため?
ふかふかの布団に気づいた西田は、
「…今日は、他の人が来たからですか」
「野崎さんが俺以外とするなんて嫌です」
と胸の奥の本音をぽつり。
野崎は驚きながらも、
「私は西田くんとしかしないよ」
「これも…寒がりな西田くんのために新調したんだよ」
と正直に伝える。
西田は「ありがとうございます」と言いながら、
(そんなわけ…ないよ…)
と信じきれない自分が苦しい。
◆“好き”は酔いのせい?本気のせい?
二人は自然と求め合い、距離が縮まる。
西田が「好き」と言えば、
野崎は
「酔ってると…そんなこと言うんだね」
と寂しげに微笑むだけ。
“本気の好き”が、酔いのせいにされてしまう切なさ。
胸が痛い…。
◆翌朝、ようやく誤解が解ける
翌日、昼間沼田と話していた内容が
「同期会の話」だったと知り、
野崎はようやく安堵の息をつくのだった。
第5話感想:すれ違いの嵐すぎて苦しいのに甘い…!
◆互いに相手を好きすぎるのに、全然伝わらない苦しさ
自分に自信がない西田と、
好かれてる自覚ゼロの野崎。
“好き”を何度も伝えてるのに
全部酔いのせいにされてしまう西田が切ない…!
一方で、嫉妬まみれの野崎が
感情を抑えながら聞きたくて仕方ない様子も最高。
◆ふかふかベッド=愛情の証
寒がりな西田のためにこっそりベッドを新調する野崎。
行動が完全に“恋人を大事にする人”なんよ…。
でも本人はそれを恋愛だと自覚していないから
またすれ違いが生まれるのがもどかしい!
◆会いたくて来ちゃう西田、可愛すぎ
同期と飲んでても気が晴れず、
気づいたら野崎の家に来てるの、
完全に恋人ムーブ。
酔っても本心が漏れちゃう西田と、
本心だと思えない野崎…。
このギャップは読者を殺しに来てる。
◆次回は気持ちが少しでも通じるといい…!
互いに独占欲も好意もMAX。
なのに“恋人”にはなれていない状態が続き、
見ていて切なさが溢れる回でした。
次こそは…少しでも胸の距離が縮まりますように!

