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【副音声はうるさい十分に】第6話ネタバレ!初めての「大好き」と、即うやむやにする拗らせ上司

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【副音声はうるさい十分に】第6話あらすじ

◆同期会の帰り道、そのまま野崎の家へ直行

同期の飲み会が終わった夜。
西田はまっすぐ野崎の家へ向かう。

部屋に入るなり、自然とベッドへ。
互いに求め合うのがもう当たり前になっている。

しかし、その横で光る通知に
野崎は気づいてしまう。

——沼田からの着信。

胸の奥がズキッと痛む。


◆「どこにも行かないって約束して」

不安が膨らみ、
(西田くんは…沼田くんのところに行ってしまう?)
という恐怖に支配される野崎。

その不安を消すように、
前戯をいつもより強く、速く進めてしまう。

そして耳元で静かに囁く。

「今日は…どこにも行かないって約束してくれたら、
…挿れてあげるよ」

まさかの“条件付き”。
野崎の独占欲が隠しきれず漏れ出す瞬間だった。


◆試し行動。「私とするの、嫌いになった?」

西田が自分から離れてしまうのが怖くて、
野崎は思わず問いかける。

「…私とするの、嫌いになった?」

その声は震えていて、いつもより弱い。

西田は即答で
「好きです」
と伝える。

その言葉に安堵した野崎は、
初めて胸の奥にしまっていた言葉をこぼす。

「……ごめんね。
私も好きなんだよ」

あくまで“行為が好き”とも取れる曖昧さ。
でも西田はその言葉に心を掴まれてしまう。

そのまま、野崎は切ない表情のまま
西田を抱きしめ続けた——。

◆翌朝。「帰るね」に即反応する野崎

翌朝、休日の朝。
西田は
「今日は休みなので…そろそろおいとまします」
と帰ろうとする。

しかし野崎は、寂しさを隠すように
「ゆっくりしていきなよ」
と声をかける。

言葉とは裏腹に、どこかぎこちない。


◆沼田からの着信。折り返す西田

そこで西田のスマホに、昨夜の沼田からの着信履歴が。

西田は折り返し電話をする。

野崎はその様子をじっと観察。

内部ではまた不安の渦が巻いていた。


◆「行ってらっしゃい」の一言で、誤解地獄へ

電話が終わるや否や、野崎は焦ったように言う。

「……沼田くんのところ、行ってらっしゃい」

完全に誤解を招く言い方。

“休日だから早く帰れって意味なのかな”
“昨日酔って迷惑かけたから嫌われた…?”

西田は即、最悪の解釈をする。


◆「帰らないで。大好き」

嫌われたと思い込んだ西田は、必死で身支度を始める。

「すみません…酔って…嫌な思いをさせて…。
すぐに帰ります!!失礼します!」

半ば“逃げるように”玄関へ向かおうとした瞬間。

ガッと腕を掴まれる。

野崎の声は震えていた。

「私は嫌な思いなんてしてないよなんで謝るの西田くん帰らないで大好き」

時間が止まった。

二人とも固まって、見つめ合うだけ。


◆「今…好きって…?」→ キスで阻止

混乱の中、我に返ったのは野崎の方だった。

一気に冷静モードに切り替え、
別件にすり替えるかのように尋ねる。

「……沼田くん、なんて電話してきたの?」

西田は正直に
「昨日、ちゃんと帰れたか心配で電話くれたって」
と返す。

そして意を決して聞こうとする。

「さっき…“好き”って……」

しかし言い終わらないうちに、
野崎のキスが落ちてきて、質問は強制終了。


◆うやむやにして、朝から誘惑する上司

キスを終えた野崎は、
いつもより低い甘い声で囁く。

「朝ごはんの後は…
二度寝するのもいいかもね、西田くん」

妖艶な色気に思考が持っていかれ、
西田は聞き返すタイミングを失う。

——こうして野崎は
“うっかり言ってしまった大好き”
を綺麗に有耶無耶にしたのでした。

(※内心では
「朝からおじさんに告白されたって知ったらダメージ大きいでしょ。
忘れてくれたほうがいい」
と本気で思っている)


【副音声はうるさい十分に】第6話感想

◆ついに出た!野崎の「大好き」

これはもう事件。

ずっと心の奥に押し込めていた感情が
思わず溢れちゃったやつ。

「帰らないで」
「大好き」

これ言った時の野崎、
絶対自覚ゼロで本心ダダ漏れしてる。


◆なのに秒でうやむやにするのヤバい

自分で言ったくせに、
秒でキスして話を逸らすの天才か?

・うっかり告白
・うっかりキスで誤魔化す
・その後妖艶な誘いで思考を奪う

これ全部、野崎の拗らせ×知能の高さが生んだ技。


◆西田の自己評価の低さも切ない

「嫌われたくない」
「迷惑だった」
「休日は早く帰れってこと」

と即ネガティブ変換するの、
幸せが視界に入ってるのに手を伸ばせないタイプ。

もう抱きしめてあげたい。


◆第6話は“関係が恋人未満まで一気に進んだ回”

・独占欲爆発
・初めての「大好き」
・嫉妬
・離れたくない感情
・キスの強制遮断

すべて恋人のそれ。

なのにまだ“セフレ”と思い込んでるところが
最高に尊い。

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