Renta等で連載中の『副音声はうるさい十分に』の第4話のネタバレと感想をまとめました。
【副音声はうるさい十分に前話あらすじ】
目次
【副音声はうるさい十分に】第4話あらすじ
残業後社内は2人きり
打ち合わせで遅くなり、気付けば社内は2人きり。
今日は誘ってくれないのかな…とヤキモキする西田。
「ふふっ今日もよく頑張ったね」と微笑む野崎に社内であるにも関わらずキスしてしまう。
「続きはまた今後ね」とドアを開けようとする野崎をとめ、鍵をかける西田。
いつ終わってしまうかもわからないセフレ関係。もしかしたら今度は未来永劫来ないかもと考えた西田は「今しましょうよ。今がいいです」と社内ですることを提案するのであった。
鳴り響く会議室
会議室で交わる2人。
バックから正常位になり「西田くんこれ好き?」と問う野崎課長。
涙を流しながら「好きっ好きです野崎さん」に対しそっかとそっけない返事をする野崎。心の中で私のことなら良いのにと苦しくなるのであった。
また会社でしたくなったら?
駅へ向かいながら「もうあんなことはしません」と謝る西田。
対して野崎は次会社でしたくなったら彼はどうするんだろう?たまたま自分がそばにいたから対処できたものの、次は誰に抱かれるの?と絶望的な気分に陥る。
誘う野崎課長
行為後セフレは用済みと考えた西田は帰ろうとしますが「今夜も冷えるけど1人で大丈夫?」と引き留める野崎。西田の返事はもちろんOK。
野崎のマンションに到着しシャワーを一緒に浴びた後「西田くん…会社のアレで足りた?」と問う。
全然足りないと第二ラウンドが始まるのであった。
【副音声はうるさい十分に】第4話感想
セフレゆえの苦悩
課長におあずけをくらうも強引に会社で行為に及ぶ西田。自分たちの関係はいつか終わりを迎える不安が常に渦巻いていたのだと思います。
ずっと断られ続けた野崎課長と形はどうであれ結ばれ、オフィスでキスしたら「続きは今度ね♪」なんて言われ喜ぶ西田くん。けど直後「いつ捨てられてもおかしくない」と真顔になるシーンが印象的でした。所詮はセフレですから。相手が拒否したら終わる関係。いつもいつも不安なのですよね。
セフレゆえの寂しさ
「俺が咥えて野崎さんのが大きくなってる。気持ちよさそうな顔も声も今だけは全部俺のだ」というセリフ。
野崎課長には多数のセフレがいると思い込んでいるため、自分はその中の1人である孤独感や寂しさがあるのだろうと感じました。行為中の自分が独り占めしている幸福感と相まって物凄く切ないですね…。
逆に野崎課長も西田は制欲処理のために自分と寝ていると思っているため、行為中に「好き」と言われても「性行為が好き」という意味に捉えてしまっています。
私のこと好き?
野崎課長が西田に好きと言わせているシーンも印象的でした。
「西田くんこれ(体位)好き?」なんて問われたら「好き」と答えるしかないじゃないですか(笑)
セフレという関係上ウザイと思われたらすぐに関係は終わる故に下手な発言ができない。そこで捻り出したのがプレイの好き嫌いの意味で好きと言わせることなんだと思います。
本来なら好きと言い返したいところですが「そっか」と言ってキスをする野崎は、かなり辛く我慢をして行為していることが伺えて切なかったです…