知ることへの恐れと、知りたいという欲求は、いつも同じ形をしている、という話
【ケルト音楽】深く集中できる音楽|海底に沈んだ古代図書館 The Sunken Ancient Library【集中・作業用BGM・1時間30分】
深く集中できるBGMとして作った1時間30分です。今回の主人公は司書長リオネル。地図には載っていない、海底に沈んだ図書館の噂を頼りに、一人で海に潜ります。
どんな曲か
3曲構成で、合計1時間30分です。
- 0:00 1曲目:蒼い光の柱
- 31:46 2曲目:開かれた扉
- 01:02:41 3曲目:灯りの揺れる奥へ
中テンポでループしやすい作りで、レガートなアルトフルートのリードがハープのアルペジオの上を歩き、柔らかい弦のベッド、遠くのチェレスタの煌めき、控えめなティンパニの膨らみを添えています。verse的な部分はまばらで探るような雰囲気から始まり、pre-drop的な靄が低弦と逆再生のチャイムで深まってから、メインテーマがより広がりを持って戻る構成です。海中という舞台にふさわしい、広く、古く、神秘的で親密な響きを目指しました。
圧力が、消えた。息ができた
港町の酒場で聞いた「海の底に、光の塔がある。近づくと、声が聞こえる。本の声が」という老船乗りの一言から、今回の物語は始まります。最初は暗く、水の圧力と自分の心拍だけがある。それでも蒼い光の柱に向かって泳ぐほど、水が温かくなり、圧力が消えて息ができるようになる、という描写がお気に入りです。理屈を説明せず、その場所に近づくことそのものが答えになる、という感覚を出したいと思いました。
魚が書架の間を泳ぎ、タコが一冊の本を抱えて読んでいる、という光景も、知識というものが人間だけのものではないかもしれない、という広がりを持たせたくて入れました。
最奥の書架で灯りが揺れているのを見つけたとき、リオネルが「知ることへの恐れと、知りたいという欲求は、いつも同じ形をしている」と思う場面が、今回いちばん書きたかった部分です。集中して何かを深く知ろうとするとき、その先に何があるか分からない怖さと、それでも知りたいという気持ちは、実は表裏一体だと思っています。司書長という肩書きを持つ彼だからこそ、この感覚を静かに言葉にできると思いました。
聴くタイミング
想定しているのはこのあたりです。
- やる気が出ないときに、そっと動き出すきっかけがほしいとき
- 深夜の作業のお供に
- 読書や集中用BGMに
- リモートワークの合間に
3曲でゆったり進むので、一つのことに長く向き合いたいときに向いています。
制作メモ
音楽と画像はAIツールを使って制作しています。今回Sunoに渡したプロンプトの要点はこのあたりです。
中テンポでループしやすいケルトファンタジー・インストゥルメンタルBGM。レガートなアルトフルートのリードがハープのアルペジオの上を歩き、柔らかい弦のベッド、遠くのチェレスタの煌めき、控えめなティンパニの膨らみを添える。verse的な部分はまばらで探るような雰囲気から始まり、pre-drop的な靄が低弦と逆再生のチャイムを伴って深まった後、メインテーマがより広がりを持って戻る。開放感があり、古く、神秘的で、広い水中的なミックスの中に親密さを持つ。
「水中的なミックス」という指定を意識して、音の広がり方そのもので水圧や浮遊感を表現しようとしたのが今回の工夫です。派手な展開よりも、深く潜っていく感覚をじっくり描きたいと思いました。
関連動画
図書館や書架の世界観が好きな方には、こちらのプレイリストもおすすめです。
【ケルトBGM】本と魔法の図書館めぐり|異世界の書架を旅する作業用音楽 https://www.youtube.com/playlist?list=PLV8vHqUrCO4A
「よし、やるか」のひと押しになるようなケルト音楽を届けています。気に入っていただけたら、チャンネル登録で見守ってもらえると嬉しいです。コメントもいつも読んでいるので、「この曲で作業できた」の一言が、次の曲を作る力になります。
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