夕暮れの空が、薄紅色から藤色へ、ゆっくりと染まっていきます。
馬車の窓の向こう、丘の上に、きらきらと灯りをともした宮殿が見えてきました。

「ああ、見えてきましたわ」

胸が高鳴る、その瞬間をワルツにしました。

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この曲に込めた思い

目的地が見えてきた時の、あのそわそわした気持ち。
「どんな夜になるのかしら」「ドレスの裾は乱れていないかしら」と、うれしさと少しの緊張が入り混じる、ほんのひとときです。

胸がときめく感覚は、年齢を重ねても、心のどこかにそっと残っているものだと思います。
忙しい毎日の中では、つい忘れてしまうけれど、ふとした瞬間によみがえる。そんな気持ちを、この曲に込めました。

この曲が、あなたの心に眠るときめきを思い出すきっかけになれば嬉しいです。

動画の情景

動画の背景には、夕陽に染まる空の下、宮殿へと向かう馬車の情景を描きました。

白い二頭の馬が引くのは、薄紅色と金の装飾がやわらかく輝く馬車。窓辺には、髪に薔薇を飾った令嬢が、遠くの宮殿をそっと見つめています。

丘の上の宮殿は、夕陽と灯りに照らされて、金色に光っています。川に架かる石橋、糸杉の並ぶ丘、足元に咲く淡いピンクの薔薇。ゆっくり眺めていると、馬車のゆるやかな揺れまで伝わってくるようです。

聴きどころ

3拍子のやわらかな揺れは、馬車の車輪のリズム。ゆるやかに表情を変えながら、宮殿へと近づいていきます。

はじまり
ピアノだけの、静かで優しい旋律から。窓辺で夕暮れを眺めているような、穏やかな時間です。

前半
ヴィオラとハープが加わり、遠くに宮殿の灯りが見えてきます。ハープの音が、きらきらとまたたく灯りのように響きます。

中盤
弦楽器の重なりが広がり、宮殿が近づくにつれて、気持ちも高まっていきます。寄せては返す波のように、音が膨らんでは静まります。

終盤
ホルンの温かな響きに包まれて、宮殿の門が開くように、ふんわりと花開いて終わります。遠くで鳴るチャイムの音も、そっと添えました。

こんなひとときに

  • 夕方、お茶を飲みながら、ゆっくり読書をしたい時間に
  • 家事や身支度の合間、気持ちを華やがせたい時に
  • 執筆や勉強、趣味の時間を、穏やかに集中したい時に
  • 眠る前、今日一日をそっと労いたい夜に

音は控えめで、ほどよい華やかさ。気づけばそばで流れている、そんなBGMです。

最後に

ほんの少しだけ、優雅な気持ちで過ごせる時間をお届けできたら。
そんな思いで、「Rosewaltz(白薔薇の楽譜)」では、これからも舞踏会のような音楽を綴っていきます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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