潮風は、いちばん厳しい先生だった話
新しいBGM動画を公開しました。今回は「勉強がはかどるBGM」というテーマで作った1時間です。
【ケルト音楽】勉強がはかどる、崖の上の研究室Research by the Sea【勉強用BGM・1時間】
これまでのミエルの物語とは少し毛色を変えて、今回は薬師見習いのキールが主人公です。作りながら、自分でも「これは机に向かいたくなる曲になったな」と手応えがあった回でした。
どんな曲か
6曲+リピートの構成で、合計1時間です。
- 0:00 1曲目:崖の上の薬草教室
- 3:53 2曲目:潮風に鍛えられた葉
- 7:27 3曲目:すり鉢に広がる香り
- 11:42 4曲目:海と同じ色のインク
- 15:19 5曲目:頁をかすめる小鳥
- 18:50 6曲目:静かに満ちる午後
- 22:44 リピート
ハープの澄んだ旋律に、フィドルの穏やかな音色を重ねています。これまで作った中では比較的テンポが立っていて、「沈む」というより「手を動かし続けられる」ことを意識した音作りにしました。作業用というより、はっきり勉強用として設計した初めての回かもしれません。
崖の上の薬草教室
今回の主人公キールは、旅の薬師見習い。崖の上のテラスを間借りして、海辺の薬草を観察しながらノートを取っています。
内陸で見る草花と、潮風に鍛えられた海辺の草花は、同じ種でも姿がまるで違う。葉は厚く、香りは濃い。そのことを、キールは図鑑ではなく、すり鉢で葉をつぶし、香りと感触を確かめながら覚えていきます。「潮風で葉肉厚くなる」「香り強め、乾燥に不向き」——分類名の横に一言メモを添えるのが、彼のやり方です。
書いていて気づいたのですが、これは「勉強がはかどる」というテーマそのものの話でもあります。理屈を先に詰め込むのではなく、目の前のものを一つずつ確かめながら記録していく。海と風という、いちばん動かしがたい先生の前で、キールは着実に頁を埋めていきます。
万年筆のインクが陽に透けて、海と同じ色に光る場面がお気に入りです。机の上の小さな作業と、視界いっぱいの紺碧を並べて描くことで、「集中しているのに、閉じこもっている感じにはしたくない」という今回の狙いが出せたと思っています。
聴くタイミング
想定しているのはこのあたりです。
- 集中して勉強や作業を進めたいとき
- 崖の上の薬草教室を思い浮かべながら手を動かしたいとき
- 静かな午後のひとときを心地よく過ごしたいとき
- 物語の世界に浸りながら、それでも作業の手は止めたくないとき
これまでの「沈む」系の曲より、机に向かう背中を少し押してくれるタイプの1時間だと思います。
制作メモ
音楽はSuno、画像はChatGPT、編集はAdobe Premiere Proで制作しています。今回Sunoに渡したプロンプトの要点はこのあたりです。
冒頭数秒からはっきりしたリード旋律、雄大なケルトハープ、金色に輝く朝焼けの気配、水没した黄金の都市が姿を現すような荘厳さ、白い石壁を伝う水滴、映画的なケルトファンタジー、インストゥルメンタル、ボーカルなし、ループ可能なBGM。3〜5分の長尺演奏。
イメージとしては「静けさ」より「発見の瞬間」を軸に置いていて、これが結果的に、勉強BGMとしての適度な推進力につながった気がしています。
関連動画
同じく机や書斎の空気感が好きな方は、こちらのプレイリストもどうぞ。
📚 図書館・書斎のケルト音楽|Library Celtic BGM
https://www.youtube.com/playlist?list=PLV8vHqUrCO4A
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#ケルト音楽 #勉強用bgm #作業用bgm