答えが一つじゃないことを、花は知っている、という話
【ケルト音楽】心が落ち着く音楽|梅雨の縁側と古い手紙 Old Letters on a Rainy Engawa【癒しBGM・90分】 https://youtu.be/EnmpaYONAJQ
癒し系として作った90分です。今回の主人公は女探偵ナディア。数多の事件を解いてきた彼女が、三年前から答えの出ないままの手紙を、梅雨の縁側で読み返しています。
どんな曲か
3曲構成で、合計90分です。
- 0:00 1曲目:縁側で手紙を読む
- 30:34 2曲目:思い出に浸る
- 01:02:24 3曲目:縁側の紫陽花と文箱
穏やかなボドランのアクセントに、柔らかいハープのリード旋律、軽やかな弦のベッド、遠くから聞こえるティンホイッスルのフレーズを重ねています。verse部分は雨に濡れた足音と霧のような質感から始まり、そこに明るい弦が加わって少しずつ持ち上がっていく構成です。曲数を3曲とゆったり取り、それぞれをじっくり展開させることで、縁側で長い時間を過ごす感覚を出したいと思いました。
答えが一つじゃないことを、花は知っている
探偵という職業は、基本的に答えを出すための仕事です。だからこそ、三年経っても答えの出ない手紙が一通だけある、という設定にしたかったのが今回の出発点でした。
庭の紫陽花を見て、ナディアが「同じ場所に咲いていても、色が違う。答えが一つじゃないことを、花は知っている」と思う場面が、今回いちばん書きたかった部分です。彼女の仕事は白黒つけることですが、人の気持ちや過去の出来事には、そもそも一つの正解がないこともある。それを紫陽花という梅雨らしい花に語らせることで、探偵という職業の外側にある柔らかさを出したいと思いました。
「三年前も、今日も、同じ文字が並んでいる。でも、今日は少し違う読み方ができる気がした」という一節も、答えを急いで出さなくていい、という今回のテーマそのものです。文箱の横に誰が置いたのか分からない紫陽花が一輪活けてある、という締め方も、説明のつかないものをそのまま受け入れる話として書きました。
聴くタイミング
想定しているのはこのあたりです。
- やる気が出ないときに、そっと動き出すきっかけがほしいとき
- 梅雨の午後にひとりで過ごしたいときに
- リモートワークの午後BGMに
- 読書や作業のお供にも
雨の日、特に何をするでもなく過ごしたい午後に合う90分だと思います。
制作メモ
音楽と画像はAIツールを使って制作しています。今回Sunoに渡したプロンプトの要点はこのあたりです。
穏やかで安定した中テンポのケルト・インストゥルメンタルBGM。流れるようなボドランのアクセント、柔らかいハープのリード旋律、軽やかな弦のベッド、遠くから聞こえるティンホイッスルのフレーズ。verseの質感は雨に濡れた足音と霧のような雰囲気から始まり、そこから明るい弦が層になって持ち上がっていく。小さなハープの装飾と開放感のある転換を添える。温かく親密でループしやすい、柔らかく高揚感のあるミックス。
明るい弦を少しずつ足していく構成にしたのは、ナディアの心境の変化——答えを急がなくていいと気づいていく過程——を、曲の展開そのもので表現したかったからです。
関連動画
ナディアが登場する別の物語もあります。
静かに没入できる音楽|雪に眠る氷の図書館 https://youtu.be/vDPQKBZ3K0c
雨の日に合うケルト音楽は、こちらのプレイリストにもまとめています。
🌧️ 雨とケルト音楽|Rainy Celtic BGM https://www.youtube.com/playlist?list=PLeWVm995VNmE
「よし、やるか」のひと押しになるようなケルト音楽を届けています。気に入っていただけたら、チャンネル登録で見守ってもらえると嬉しいです。コメントもいつも読んでいるので、「この曲で作業できた」の一言が、次の曲を作る力になります。