雨は、降っている間しか存在しません、という話
【ケルト音楽】雨音だけを集める、水車小屋の書斎 The Watermill Study Where Only Raindrops Are Kept【集中・作業用BGM・1時間】
集中・作業用として作った1時間です。今回の舞台は、雨の日にしか辿り着けない水車小屋。その書斎の棚に並んでいるのは本ではなく、雨の音だけを閉じ込めた無数の硝子瓶です。
どんな曲か
6曲+リピートで、合計1時間です。
- 0:00 1曲目:雨音を集める書斎
- 4:10 2曲目:硝子瓶の中の雨
- 9:06 3曲目:栓を抜く音
- 14:06 4曲目:水車の呼吸
- 18:45 5曲目:失くした故郷の雨
- 23:44 6曲目:机に向かう静けさ
- 28:40 リピート
ハープをリード楽器に、冒頭からはっきりした旋律で始まるアンビエントな作りです。木造の水車小屋の屋根を打つ雨、湿った羊皮紙とろうそくの灯りに満ちた静かな書斎、背景で緩やかに回る水車を思わせる音を重ねました。劇的な強弱や急な盛り上がりを避け、安定して控えめなテンポを保つことを意識しています。
音だけは、こうして留めておける
「屋根を打つ雨、水面に落ちる雨、木の葉を伝う雨。ひとつとして同じ音はありません」という書斎の主人の言葉から、今回の世界観は始まりました。同じ雨でも、降る場所によって音が違う、という当たり前のことを、あえて丁寧にすくい上げたいと思いました。
「なぜ、音だけを集めるのですか」というキールの問いに、「雨は、降っている間しか存在しません。でも音だけは、こうして留めておける。誰かが必要とする夜のために」と答える場面が、今回いちばん書きたかった部分です。集中して作業をしているとき、私たちが求めているのは、まさにこの「留めておける音」なのだと思います。降っては消えていくはずの雨を、必要なときにいつでも呼び出せる、という発想が、BGMというものの存在意義そのものに重なる気がしました。
キールが旅の途中で失くした故郷の雨音を思い出す場面も大切にしています。もう二度と聞けないと思っていた音が、この部屋のどこかに眠っているかもしれない、と気づく瞬間。集中して机に向かう時間というのは、こうしたふとした記憶が静かに顔を出す時間でもあると思っています。
聴くタイミング
想定しているのはこのあたりです。
- 静かに集中して、作業や勉強を進めたいとき
- 雨の日に、落ち着いた時間を過ごしたいとき
- 失くした故郷の音を、そっと思い出したいとき
- 机に向かう静かなひとときに
雨の日はもちろん、静かな環境音を求めているときに合う1時間だと思います。
制作メモ
音楽はSuno、画像はChatGPT、編集はAdobe Premiere Proで制作しています。今回Sunoに渡したプロンプトの要点はこのあたりです。
ハープをリード楽器に、冒頭からはっきりした旋律を持つケルト・アンビエント・インストゥルメンタル。木造の水車小屋の屋根に降り続く雨、湿った羊皮紙とろうそくの灯りに満ちた静かな書斎、背景で緩やかに回る水車。安定して控えめなテンポ、劇的な強弱をつけない、急な盛り上がりをつけない、穏やかで内省的、集中に最適。ボーカルなし、インストゥルメンタルのみ。3分以上の長尺演奏。
「劇的な強弱をつけない」「急な盛り上がりをつけない」という指定を今回は強く意識しました。雨音というのは本来、単調に降り続けるものなので、その単調さを心地よさに変えることを目指しました。
関連動画
作業や勉強に使えるケルト音楽は、こちらのプレイリストにまとめています。
🗡️ 作業・勉強用ケルト音楽 / Work & Study Celtic BGM https://www.youtube.com/playlist?list=PLfQLSs9gZHx1JapHUSgMxd1HI8gsAePy_
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