この店の本は、探している人にしか見つからない、という話
【ケルト音楽】読書が止まらない、路地裏の古書店 A Secondhand Bookstore in a Back Alley【読書BGM・3時間】
読書用として作った3時間です。今回の舞台は、雨の日だけ路地裏に現れる古書店。晴れた日には扉さえ見つからない、という設定から今回の物語は始まります。
どんな曲か
6曲+リピートで、合計3時間です。
- 0:00 1曲目:雨音と古書の匂い
- 2:39 2曲目:増える棚のワルツ
- 6:00 3曲目:頁をめくる音色
- 9:24 4曲目:濡れた石畳の調べ
- 10:07 5曲目:灯りに集う静寂
- 13:24 6曲目:閉じない扉の唄
- 16:55 リピート
ゆっくりと漂うようなパルスを持つアンビエントな作りで、冒頭からソロハープのはっきりした旋律が始まり、そこから謎めいたアルペジオ、柔らかな時計店のような環境音、繊細なベルの響きへと薄まっていきます。中盤で広がりのあるハープの倍音と逆再生の膨らみが加わり、最後にまた冒頭のモチーフへ戻る構成です。3時間という長さの中で、雨が降り続く時間をそのまま音にしたいと思いました。
探している人にしか見つからない
店主がいないのに棚がひとりでに本を増やしていく、という不思議な設定にしたのは、古書店という場所そのものが持つ「偶然の出会い」の感覚を強調したかったからです。「この店の本は、探している人にしか見つからないのです」という声だけの案内も、誰が言っているのか分からないまま残しています。
濡れた表紙や滲んだインクの中でも、それでも読める頁だけがそっと差し出される、という描写がお気に入りです。完璧な状態の本より、少し傷んだ本の方が、その本にたどり着くまでの物語を感じさせる気がします。
物語が終わる頃には雨もやみ、古書店はまた静かに姿を消していた、という締め方にしたのは、読書という体験自体が、始まりと終わりのある一つの旅のようなものだと思っているからです。3時間という長尺のBGMも、読み終えたときにふと我に返るような、そんな時間になればと思っています。
聴くタイミング
想定しているのはこのあたりです。
- 本のページをめくる時間に、そっと寄り添ってほしいとき
- 雨の日の読書や、静かな午後に
- 集中したい時間のお供に
- 物語の世界に、深く浸りたいとき
雨の日に限らず、腰を据えて長時間本を読みたいときに向いている3時間です。
制作メモ
音楽はSuno、画像はChatGPT、編集はAdobe Premiere Proで制作しています。今回Sunoに渡したプロンプトの要点はこのあたりです。
ゆっくりと漂うパルスとループしやすいフレージングを持つアンビエントなケルト・インストゥルメンタル。冒頭数秒はソロハープのはっきりした旋律で開き、そこから謎めいたアルペジオ、柔らかな時計店のような環境音、繊細なベルの響きへと編成が薄まっていく。中盤で広がりのあるハープの倍音と逆再生の膨らみが加わり、最後は冒頭のモチーフへ戻る。親密で開放感のあるミックス、もの悲しく星明かりのような艶を持つ。
「時計店のような環境音」という指定を今回入れているのが工夫した点で、古書店に流れる時間が、外の世界とは少しずれているような感覚を出したいと思ったからです。
関連動画
雨の日に合うケルト音楽は、こちらのプレイリストにまとめています。
🌧️ 雨とケルト音楽|Rainy Celtic BGM https://www.youtube.com/playlist?list=PLeWVm995VNmE
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