邪魔をしないこと、それが司書の一番大切な仕事、という話
【ケルト音楽】雨音で勉強がはかどる、古い図書館の夜 An Old Library Wrapped in Rain【勉強・作業用BGM・2時間】
勉強・作業用として作った2時間です。今回の主人公は司書長リオネル。雨の日の図書館だけが持つ、ある種の饒舌さを知っている人物として描きました。
どんな曲か
3曲構成で、合計2時間です。
- 0:00 1曲目:雨が窓を叩く夜——リオネルの館
- 39:55 2曲目:書架の谷間に灯る小さな声
- 01:21:13 3曲目:最奥の灯り、本だけが知っている
穏やかで優しいワルツの気配を持つケルト室内楽風の作りです。柔らかいハープが旋律を運び、繊細なチェレスタが雨粒のように軽い弦の上で鳴ります。verse部分は窓に降る雨の環境音と柔らかい頁をめくる質感でまばらに保たれ、中盤で温かみのある弦の重なりが加わってから、また冒頭の静けさへ戻る構成です。
本たちは、今日も静かに饒舌だった
「雨音が外の世界を消すと、本たちの声が、よく聞こえるようになる」という感覚が、今回の出発点です。本が実際に喋るわけではない、と断りを入れながらも、頁をめくる音や紙の匂い、インクの掠れが雨の日には濃くなる、という描写にしたのは、幻想と日常の境目をあえて曖昧にしたかったからです。
「雨の日に図書館へ来る人は、本当に本が好きな人だ」というリオネルの独り言も気に入っています。わざわざ傘を持って雨の中を来る、という手間をかけてまで本に向き合う人たちへの、静かな敬意のようなものです。
今回いちばん書きたかったのは、最奥の読書席に灯る小さな灯りの前を、リオネルが足音を消して通り過ぎる場面でした。「邪魔をしないこと。それが司書の、一番大切な仕事だ」という一文は、勉強や作業をしている人にBGMがどうあるべきか、という今回のテーマそのものだと思っています。存在を主張せず、ただそっと寄り添う。司書という職業のあり方を、BGM制作者としての姿勢に重ねて書きました。
聴くタイミング
想定しているのはこのあたりです。
- やる気が出ないときに、そっと動き出すきっかけがほしいとき
- リモートワークの合間に
- 読書や集中用BGMに
雨の日に限らず、静かに一人で作業に向き合いたい時間全般に合う2時間です。
制作メモ
音楽と画像はAIツールを使って制作しています。今回Sunoに渡したプロンプトの要点はこのあたりです。
ゆったりとした優しいワルツの気配を持つケルト室内楽風のインストゥルメンタル、ループしやすいBGM向け。柔らかいハープが旋律を運び、繊細なチェレスタが雨粒のように軽い弦の上で鳴る。verse的な部分は窓に降る雨の環境音と柔らかい頁をめくる質感でまばらに保たれ、中盤の盛り上がりで温かみのある弦の重なりが加わってから、冒頭の静けさへ戻る。親密なクローズマイクのディテール、開放感のある部屋の質感、埃っぽさを伴う穏やかで居心地のよいミックス、静かな夜のような輝き。
雨粒のようなチェレスタと頁をめくる質感を重ねているのが今回の工夫で、「本の声」という比喩を、実際の音の質感として聴き手に感じてもらえたらと思いました。
関連動画
リオネルが登場する別の物語もあります。
深く集中できる音楽|海底に沈んだ古代図書館
図書館や書架の世界観が好きな方には、こちらのプレイリストもおすすめです。
【ケルトBGM】本と魔法の図書館めぐり|異世界の書架を旅する作業用音楽 https://www.youtube.com/playlist?list=PLV8vHqUrCO4A
「よし、やるか」のひと押しになるようなケルト音楽を届けています。気に入っていただけたら、チャンネル登録で見守ってもらえると嬉しいです。コメントもいつも読んでいるので、「この曲で作業できた」の一言が、次の曲を作る力になります。
#ケルト音楽 #作業用BGM #勉強用BGM